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ヘッジファンドとは?

 ヘッジファンドというのは、各国の法律や規制をできるだけ避けて、自由な投資活動を行って収益の極大化を図る、というために仕組まれたファンドで、オフショアのタックスヘイブン(租税回避地)に設立されるファンドが多いのです。
 このため、ヘッジファンドという明確な法律上の定義もありません。一応、欧米では、ヘッジファンドとはプライベートなパートナーシップ形態であって、借入れを行って株式や債券、商品、金利、為替などでレバレッジを効かせた投機的取引や裁定取引を行うファンドとされています。実際、ヘッジファンドの中には投資家が出資した資金を元手にその10倍、20倍もの借り入れを行って利益を追求する投機的なファンドもあります。
 ヘッジファンドは日本では設立することができません。海外のヘッジファンドは、私募の形態をとり限られた数の大口投資家にのみ販売されます。投信と違い、自由に解約することは出来ず、譲渡も制限されるのが普通です。
 一口にヘッジファンドと言ってもその投資スタイルは様々でマクロ経済の動きを捉えて為替とか金利とかに投資するマクロ派から、個別銘柄で買いとヘッジ売りを組み合わせたマーケットニュートラル派、破産寸前の企業に投資するディストレス派などがあります。
 このようにヘッジファンドは一般の個人投資家ではなかなか近寄りがたいファンドですが、最近ではヘッジファンドに投資する投資信託も出てきています。わが国でも、外国投資信託の形でヘッジファンドを組み入れるファンド・オブ・ファンズも販売されています。また、ヘッジファンドの原点であるマーケットニュートラル手法を取り入れたファンドも現れています。

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